「認知症疾患医療センター」とは、認知症患者とその家族が住み慣れた地域で安心して生活ができるための支援の一つとして、東京都が指定する病院に設置するもので、認知症疾患における鑑別診断、地域における医療機関等の紹介、医療相談などを行う専門医療機関です。2018年3月現在、東京都内に52ヶ所の認知症疾患医療センターが設置されています。
当センターは、東京都区西北部医療圏(板橋区・豊島区・練馬区・北区)を担当しています。
もの忘れ・認知症に関しての受療相談を行なっています。また、認知症に関してお困りのことについて、ご本人・ご家族からのご相談にも応じています。ご相談は、電話または面談により精神保健福祉士・臨床心理士・認知症看護認定看護師が対応します。必要に応じ、適切な医療機関や関係諸機関のご紹介をいたします。
相談受付日時 | 月~金 午前9時~午後5時(土日・祝日は休み) |
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電話相談 | 病院代表におかけください。 |
来所相談 | 面談ご希望の方には、事前に電話にてご状況を伺い、必要な場合には時間を設定してご相談に応じます。 |
費用 | いずれも無料です。 |
当相談室では受療相談が中心となるため、まずお住まいの地域包括支援センターへのご相談をお勧めします。
鑑別診断や治療方針の選定が必要な方には、適切な医療機関をご紹介する他、当院にて専門の医師による診察を行う場合もあります。詳しくは、もの忘れ外来のページをご覧ください。
認知機能に加えて、行動障害や精神症状(周辺症状)を呈している認知症の方には、鑑別診断や薬物療法等の治療を行い、必要ならば入院治療のできる体制を確保します。また、合併症についても必要に応じて治療体制を確保します。他の医療機関をご紹介する場合もあります。水頭症についてはこちらをご覧ください。
介護から医療、医療から介護へとスムーズにつないでいけるよう、地域の医療機関や市区町村担当課・地域包括支援センター・福祉事務所・保健所等との連絡・調整を行います。
医療や介護など認知症に関わる関係機関との連携を大切にして運営します。そのために関係者の方々との連携協議会や研修会を定期的に開催します。
[認知症専門相談室] 電話:03-3964-1141(代)(内線:3256)