当センターは、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者様に最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。また、2018年から日本脳神経外科学会にて開始した、一般社団法人日本脳神経外科学会データベース事業(JND:Japan Neurosurgical Database)にも参加しております。
これらの法人における事業を通じて、患者様により適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当センターが患者様に最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
当センターで行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)、医療保険請求に関連した情報を登録します。NCD及びJNDに患者様のお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者様を結びつける対応表は当センターで厳重に管理し、外部には提供しません。
登録する情報は、それ自体で患者様個人を容易に特定することはできないものですが、患者様に関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。 当センター及びNCD、JNDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。 データの公表にあたっては、NCD及びJNDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。おかかりになった診療科の医師までお伝えください。 なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者様が不利益を被ることは一切ございません。
本研究に直接関係しない第三者(企業監査担当者・厚生労働省)が、病院にある患者様の記録(カルテなど)を見ることがありますが、法律上の守秘義務があり、患者様や患者様のご家族のプライバシーが外部に漏れる心配は一切ありません。又、登録された情報を基に、匿名化されたのち、学会や論文などで公表することや、海外学会との共同研究・規制当局・企業への報告に用いることもあります。
本事業への参加に関してご質問がある場合は、NCD事務局(外部リンク)および日本脳神経外科学会(外部リンク)お問い合わせ願います。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。