当センターの食事について

当センターの食事の特徴

当センターでは、1回に約400人の患者様の食事を安心かつ安全に提供するためにシステム化しています。患者様の病状や病態は様々ですが、個々の病状・病態に応じた食事が提供されるように病棟担当の管理栄養士が食事内容の検討を行うなど病棟での活動をきめ細かく行っています。
また、患者様個々に応じた栄養必要量を、可能な限り快適に食べていただくためにアドバイスも行っています。

入院患者様の平均年齢が約80歳ということから、嚥下・咀嚼などの状況も個々に異なるため、食事の形態や調理の仕方を工夫することで安心して食事を楽しんでいただきたいと考えています。

「1400kcalの食事例」

  • 朝食(和食)
    朝食
  • 昼食
    昼食
  • 夕食
    夕食

1日栄養量 1400kcal
たんぱく質 60g 脂質 37g 塩分 6g

エネルギー1400kcalの献立表

※画像をクリックすると拡大します。

  • 献立表(朝)
  • 献立表(昼)
  • 献立表(夜)

1日合計 1401kcal
たんぱく質 58g 塩分 5.6g

有料個室の食事例

米は、魚沼産のコシヒカリを使用し、食器は瀬戸物を使用しています。お楽しみいただける果物やデザートを一品添えてご用意します。
ただし、治療上、お食事の制限が伴う患者様については、一部対応できない内容もあります。

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嚥下機能に合わせた食事形態

当センターでは、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021に基づいて、4段階の嚥下調整食を作製しています。各段階の料理の形態は、学会分類2021のコード内容に合わせて調整しています。

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安全安心な食事を目指して

厚生労働省通達の「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づき、食材の搬入、保管、下処理、調理、盛付、配膳、下膳、洗浄、清掃から温度管理、時間管理など危害が起こりうる工程を分析し、特に注意を払うべき重要なポイントについてチェック・記録確認を行っています。また、調理に携わる従業者の衛生管理について研修会を実施するなど衛生管理に努めています。

配膳車は温冷配膳車を使用しています。温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食事をお届けします。食事時間は、朝食 7:30、昼食 12:00、夕食 18:00です。治療の必要に応じて間食もお出ししています。

  • 調理写真①.jpg
  • 調理写真②.jpg