循環器内科

午前 原田
石川
坪光
藤本
大川


原田
碓井
鳥羽(梓弓)


坪光
石山
米村






原田
石川
鳥羽(梓弓)
齋藤_(1・2・3週)_
両角
午後 碓井
藤本
小松
_(ペースメーカ外来)_
清水
弁膜症外来
谷口
_(ペースメーカ外来/4週)_
石山
_(ペースメーカ外来/3週)_

坪光
小松
石山
_(ペースメーカ外来)_
石山_(不整脈外来)_
十菱








特徴

心不全、心筋梗塞などの心臓病は我が国の死亡原因で2番目に多い病気です。高齢になればなるほど罹患する危険性が高くなる病気で、80歳以上の高齢者についてみると癌よりも多い死亡原因となっています。当院は東京都CCU(心臓集中治療室)ネットワークや急性大動脈スーパーネットワークに加盟し、急性心筋梗塞やうっ血性心不全、急性大動脈解離などの急性疾患をいつでも受け入れられるように24時間循環器内科医師が待機しています。高齢患者さんは心臓だけではなく他にもいろいろな併存疾患を抱えている方が少なくありません。当科では高齢者のフレイル(虚弱)や認知機能を評価し、糖尿病、腎臓病、神経内科等の他科の専門医と連携しつつ、全身管理を行いながら心臓・血管病を治療の治療に加えて、寝たきり介護予防を心掛けています。高齢心不全に対する栄養、リハビリなどの治療を積極的に行い、「高齢者のための心不全管理手帳」を用いて、地域の先生方と他職種、地域の先生方と医療連携を行っています。

  • 急性心筋梗塞や不安定狭心症に対する緊急冠動脈インターベンション治療は75歳以上の後期高齢者でも前期高齢者と同様に良好な成績を得ております。
  • 高血圧は24時間自由行動下血圧計や家庭血圧計を用いた血圧管理をおこなっており、全国から多くの患者さんが受診しておられます。
  • 閉塞性動脈硬化症は、治療法としてカテーテル治療、バイパス手術などの選択肢を状態に応じて選ぶことができます。
  • 不整脈の治療としてカテーテルアブレーション(焼灼法)、心臓ペースメーカーや両心室ペースメーカー、植え込み型除細動器などを積極的に行っております。
  • 重症大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)を行っています。
  • 最新の心臓超音波検査、心臓MRI検査や320列冠動脈マルチスライスCTにより最先端の低侵襲な画像診断をご紹介患者様に対しても施行しています。

ハートチームについてはこちらをご覧ください。

外来医師配置表

疾患診療方針概要

虚血性心疾患

加齢・高血圧・糖尿病・喫煙などにより動脈硬化が発症すると、心臓の血管(冠動脈)に狭窄が生じ、労作時に胸の痛み・圧迫感などの症状が出現するようになることがあります。これを狭心症といい、放置すると急性心筋梗塞に至り、命にかかわる事態となることがあります。虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞)に対する治療法には(1) 薬物療法、(2) カテーテルを用いてバルーン拡張やステント留置で狭窄を拡張する経皮的冠動脈形成術、(3) 冠動脈バイパス手術があります。当センターでは毎週、カテーテル・カンファランス、さらに心臓外科スタッフとのチームカンファランスを行い、どの治療法が最も安全で効果的かを検討し、決定します。通常であればバイパス術の適応となる患者さんであっても、併存疾患・フレイル・認知機能を勘案してカテーテル治療が適切と判断した場合には、下記のような工夫をしてできる限り低侵襲に効果的な治療を行うよう心掛けています。

 1.検査・治療方法

虚血性心疾患の最終的な診断はカテーテル検査で行います。カテーテル治療に関しては、当院では急性心筋梗塞を含めてカテーテル検査・治療の90%以上を手首の橈骨動脈から施行しているため、術後の安静が短時間ですみます。
狭心症・心筋梗塞に対しては①カテーテルを用いた治療(経皮的冠動脈形成術)、②冠動脈バイパス術、③薬物療法があります。カテーテルを用いた治療は、冠動脈にガイドワイヤを通過させ、狭窄部をバルーンで拡張し、必要があればステントという金属製の網目状のチューブを留置して狭窄・閉塞を開通させます(図1)。

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また、重症でショック状態になった心筋梗塞の患者さんに対してカテーテル治療を行う際には、大動脈バルーンパンピング(太ももの付け根にある大腿動脈から挿入し、大動脈内で拍動に合わせてバルーンを拡張・収縮させ、冠動脈の血流を補助する装置)、インペラ(プロペラ式のモーターを用いてショックで動かなくなった心臓の中から血液を大動脈に送り出す装置)や、体外式補助循環装置(ECMO)を用いて治療を行い、救命率を上げています。

2.特殊カテーテルや様々な手法を用いたカテーテル治療
 ロータブレーター、ダイヤモンドバック、エキシマレーザー

高度石灰化病変に対してはダイヤモンドをコーティングした紡錘型のバーを高速回転させて血管の固い部分を粉砕してからバルーン, ステントで拡張するロータブレーター、ダイヤモンドバックを用いた治療も積極的に行っています(図2)。この治療法は心臓外科を擁し、一定以上のカテーテル治療を行っている施設のみで施行できる治療法です。さらに心筋梗塞の患者さんには血栓吸引療法やエキシマレーザーを用いて血栓蒸散させる治療を行っており、良好な結果を得ています(図3)。

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 3.慢性完全閉塞病変に対する治療

動脈硬化による冠動脈狭窄が進行し、完全に閉塞した状況で見つかる患者さんもいます。このような完全閉塞病変に対する治療はしばしば困難なことがあります。当院では諸種の道具を駆使し、必要があれば他の血管から流れている側副血行路の血管内にワイヤをとおしながら、閉塞病変を治療する逆行性アプローチという手法も取り入れています(図4)。

図4.png

 4.カテーテル治療実績
2019 2020年 2021年 2022年 2023年
冠動脈造影 778 591 609 436 339
経皮的冠動脈形成術(PCI) 310 253 214 192 196
  緊急PCI 53 60 66 60 63
  ロータブレーター 29 9 10 15 14
  ダイヤモンドバック 11 22 24 14 9
  エキシマレーザー 36 29 24 11 12

心不全

(1) 心不全とは、

心臓が病気によって機能低下をきたし、その結果、息切れやむくみを引き起こします。放置すると徐々に増悪し、生命を縮める病気です。
心不全は一つの「病気」ではなく、心臓のさまざまな病気(心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧など)により負担がかかった状態です。
現在、本邦では高齢化社会が進行している中、高齢者の心不全患者も急増しています。今や慢性心不全患者の約70%は65歳以上といわれ、図5のようにその傾向はしばらく続くと考えられています。

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(2) 心不全の症状

心不全は心臓が全身にうまく血液を送り出せない、ポンプ不全の状態となるため、症状としては
・労作時息切れ、呼吸困難
・足が浮腫む
・体重が急激に増加
・横になると苦しくて眠れない     
といった症状が出現します。

(3) 急性心不全の診療

当院の特徴上、このような新規発症の高齢者心不全の入院診療が多く、心臓超音波検査、心臓M R I、心筋シンチグラム、心臓カテーテル検査といった画像検査で原因検索を行い、心不全の診断治療を行っております。治療の多くは薬物治療が中心ですが、薬物治療に難渋した場合は、睡眠時無呼吸症候群を合併した場合は、「CPAP(Continuous Positive Airway Pressure):持続陽圧呼吸療法」といった呼吸を補助する機械を使用したり、心機能低下症例では、心臓の収縮するタイミングがずれている場合があり、その時はペースメーカーを用いてタイミングを修正する「CRT(Cardiac Resynchronization Therapy):心室再同期療法」を行ったり、弁膜症で治療に難渋した場合は、心臓外科スタッフや弁膜症治療チームと連携をとり、弁膜症の手術、もしくは重症大動脈弁狭窄症の場合は。経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)なども行なっております。

(4) 慢性心不全の診療

心不全の経過は多くの場合、慢性・進行性です。大多数は急性心不全として発症し、内服薬などの治療により、状態や症状が安定した状態を慢性心不全と言います。慢性心不全は、図6のように急性増悪を繰り返すことにより、身体機能が徐々に低下していきます。高齢者の大半は、心疾患だけでなく、整形外科疾患やその他さまざまな疾患を持っている場合が多く、さらに独居や老々介護といった社会的問題を抱えているケースも多々あり、心不全による入退院を繰り返すことで、生活の質(QOL: Quality of life)が損なわれていきます。

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さらに、超高齢社会を迎えた現在、留意すべき併存症として「フレイル」と「認知機能低下」であり、これらの心不全への関連も指摘され、問題となっております。
「フレイル(Frailty)」とは高齢者の筋力や心身の活力が低下した状態を指す言葉で、「健康」と「要介護状態」の中間の状態です。まだ障害が起きておらず、自立した生活はできていますが、何らかのストレスによって要介護状態になる危険性があります。
このため当センターの「フレイル外来」と連携して、高齢者のフレイルを早期に発見し、適切な介入を実施することで、心不全患者の生活機能の維持、向上を図っています。また、この時に認知機能も同時に評価し、早期の認知症機能低下を検出するとともに。認知機能に応じた生活管理の方策をたて、心不全予防を行っています。

① 他職種によるサポート
さらに、心不全によって入退院を繰り返す患者に対しては、医師だけでなく、慢性心不全看護認定看護師を含む専門ナース、理学療法士、栄養士、薬剤師、M S Wと情報を共有し、他職種による取り組みを行なっています(図7)。 高齢者のための心不全管理手帳を活用し、医療連携や患者さんの病状の把握に努めています。

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もし、心不全が疑われた場合は、当科にご相談ください。

心臓弁膜症、大動脈弁狭窄症

当院では、心臓血管外科と協力して経カテーテル的大動脈弁置換術を施行しています。

不整脈

ホルター心電図、電気生理学的検査などで診断します。発作性心房細動、発作性上室頻拍、心房粗動などの脈が速くなるタイプの不整脈では、発作時には抗不整脈薬による治療を行いますが、症状が強い例では、高周波心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)という高度な技術で発作の再発を防ぐ専門治療もおこないます。高齢者は心房細動のリスクが、脳梗塞などの塞栓症や認知機能低下のリスクが上昇することがあります。当センターでは心房細動に対するカテーテルアブレーションも行っています。
脈が遅くなる房室ブロック、洞不全症候群などの不整脈では、ホルター心電図や電気生理学的検査などで診断し、必要に応じてペースメーカーの植え込みをおこないます。重篤な心室性不整脈の患者様に対する植え込み型除細動器の留置も行っています。

2021 2022 2023年
ペースメーカー植込み 57 56 61
ジェネレーター交換 46 27 26
植え込み型除細動器 2(新規1、交換1) 5 (新規0、交換5) (新規0、交換2)
両心室ペーシング 7(新規4、交換3)
3(新規3、交換0)
4 (新規4、交換0)
カテーテルアブレーション(心房細動) 41 (26) 39 (29) 36 (29)

心筋症、肥大型心筋症

肥大型心筋症とは明らかな心肥大を来たす原因がないにも関わらず左室ないしは右室の心筋が不均一かつ不適切に肥大する病気です。
その中で、心室中隔基部の肥大により左心室流出路が狭くなってしまう状態を閉塞性肥大型心筋症といいます。左室内により全身へ血流を送り出す機能が低下してしまいます。軽い方ではときどき胸の違和感を訴える程度ですが、ひどい方では階段や坂道で息切れや動悸が出現したり、立ちくらみや、重症な場合では心不全、失神、心臓突然死を発症したりすることもあり、症状は様々で病気の進行スピードも人それぞれです。まれに突然死の原因となるため慎重な経過観察が必要です。
肥大型心筋症と診断された後は各種の検査を行い、リスクファクターの評価を行ったのちに治療方針を決定します。対象の方には、担当医と専門医から事前に説明を聞いていただき、治療方法を自由に選択する事ができますので、詳細については、担当医までお尋ねください。

肺塞栓症、静脈血栓塞栓症、深部静脈血栓症

【静脈血栓塞栓症(VTE:venous thromboembolism)】
肺塞栓症(PE:pulmonary embolism)と深部静脈血栓症(DVT:deep venous thrombosis)は一連の病態であり、静脈血栓塞栓症(VTE:venous thromboembolism)と総称されます。

【肺塞栓症(PE:pulmonary embolism)】
肺塞栓症は足などの静脈内にできた血栓が血流にのって、肺へいく血管(肺動脈)を閉塞してしまう病気です。肺の循環が障害されて、血圧が低下しショックを呈したり、ひどいと死に至ります。診断は主に造影CT検査で行いますが、当センターではDual Energy CTが導入されており、通常の造影CTに比べて診断能が高いと言われております(図8)。

症状:呼吸が苦しい、胸が痛い、ふらつき、失神など
危険因子:肥満,妊娠,長期臥床,骨折,手術,悪性腫瘍,薬物(エストロゲン製剤,経口避妊薬,ステロイド薬など),プロテインC/ S欠乏症,アンチトロンビン欠乏症,抗リン脂質抗体症候群など
治療:薬物による抗凝固療法や血栓溶解療法。重症で循環が保てない場合は、補助循環システム(ECMOExtracorporeal Membrane Oxygenation)を用いながら、カテーテルによる血栓粉砕・吸引術、外科的血栓除去術を行います。

【深部静脈血栓症(DVT:deep venous thrombosis)】
足から心臓にもどる血管(静脈)に血栓ができてしまう病気です。危険因子(肺塞栓にリンクをはる)は肺塞栓と同じで悪性腫瘍や長期臥床など下肢をあまり動かさないような状態のときに生じやすいです。下肢のエコー検査や造影CT検査などで診断します。
症状:足のむくみ(下腿浮腫)や痛みなど
治療:弾力包帯や弾性ストッキング。薬物による抗凝固療法。血栓が大量にあり薬物治療で症状の改善が悪い場合には、カテーテル的血栓溶解療法(CDTCatheter-directed thrombolysis)を検討します。抗凝固療法が行えず肺塞栓症を併発している場合などは、下大静脈フィルターの留置を検討します。

【血栓後症候群(PTS:post-thrombotic syndrome)】
DVTの治療をして時間が経過してから(慢性期)、足のむくみ(下腿浮腫)、皮膚の黒ずみ(色素沈着)、うっ滞性皮膚潰瘍などが起こる病態のこと。中枢型のDVTでは約40%に発症するとの報告があり、当院ではDVTの治療も積極的に行っております。

大動脈解離、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症

【急性大動脈解離】

大動脈の壁の一部に亀裂が入り、壁が避けてしまう病気。血管の壁が避けてしまうことで、もともとの血液の通り道(真腔)とあとからできた通り道(偽腔)の2つの血液の通り道ができてしまいます。予後が不良な病気で、特に心臓から大動脈がでた直後(上行大動脈)から裂け目(解離)が起こってしまうと重症で緊急手術を要します。診断は主に造影CTを用いて行います(図9)。
症状:突然の胸の痛み、背中の痛みなど
治療:血圧や疼痛管理などを行う薬物治療、血管内からカテーテルを用いて人工血管を留置してくるステントグラフト治療、裂け目がはいってしまった大動脈の血管を人工血管に置き換える手術(大動脈置換術)などの外科手術があります。

【大動脈瘤】
大動脈は心臓から全身へ血液を送るための通り道ですが、この大動脈の壁の一部が動脈硬化などで弱くなり徐々に膨らんでこぶ(瘤)となった状態を大動脈瘤といいます。診断は主にCT検査で行います(図10)。
症状:症状がないことが多いです。拍動を伴う腫瘤を触れることもあります。瘤が破裂すると胸、背中、お腹などの痛みが出現します。
治療:降圧薬による血圧管理をまず行います。瘤は破裂してしまうと致死率が高いため、無症状でもある一定以上の大きさで破裂のリスクが高い場合は、治療がすすめられます。治療は血管内からカテーテルを用いて瘤の内側に人工血管を留置してくるステントグラフト治療、大動脈瘤を人工血管に置き換える手術(大動脈置換術)などの外科手術があります。

末梢動脈疾患(Peripheral Artery Disease:PAD)】
足や頭、腎臓などへ血液を送るための、末梢の動脈が狭くなり、血液が流れにくくなる病気を総称してPADと言います。

【急性下肢動脈閉塞症】
下肢の動脈が急に閉塞してしまい血流が途絶してしまいます。血流が途絶すると足の筋肉や神経が障害を受けて、重度の場合は足を動かすことができなくなり(麻痺)や組織が死んでしまう(壊死)事もあります。診断は主に造影CTを用います。
症状:足の痛みやしびれ、皮膚の色が蒼白になる、動かしづらい(麻痺)
治療:抗凝固療法や血栓溶解療法などの薬物治療、バルーン付きカテーテルを用いた血栓除去術
当センターではハイブリッドカテーテル室があり、透視を行いながらより安全にそして的確に血栓除去を行う事ができます。

【閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans:ASO)】
血管の動脈硬化が進み、血液の流れが悪くなる病気を閉塞性動脈硬化症といいます。主に足の血管に起き、血液の流れが悪くなることで、歩行時に足が痛くなったりします(図11)。
重症化すると安静時にも疼痛が出現し、傷の治りが悪くなり(創傷治癒遅延)、壊疽や潰瘍などを認め重症下肢虚血(critical limb ischemia:CLI)に移行し予後は極めて不良です。
症状:間歇性跛行(歩行時に足が痛くなり、休みと痛みが改善する)、しびれ、冷感、安静時の痛みなど
治療:高血圧、糖尿病、脂質異常症などに対する薬物治療、運動療法、バル―ンやステントで拡張を行うカテーテル治療、バイパス手術



高血圧、起立性低血圧、食後低血圧

家庭血圧や24時間自由行動下血圧の値を参考にして治療方針を決定します。高血圧の臓器障害の有無を血液検査、心電図、心エコー図検査、脈波伝搬速度などを用いて評価します。減塩食、体重のコントロール、運動などによるライフスタイルの修正です。それでも血圧が下がらない場合には降圧剤が必要になります。高齢者では血圧変動が大きいことがあり、そのような患者さんに対しても高血圧管理を行っています。起立性低血圧や食後低血圧の診断治療も積極的に行っています。

心臓超音波検査、血管エコー検査

心臓血管疾患の診断治療において、高齢者においても非侵襲的に検査可能な超音波検査や生理機能検査を積極的に施行しております。

2021年

2022年

2023年

心エコー図

6661

6433

6921

経食道エコー図

204

207

222

負荷エコー

9

10

29

24時間自由行動下血圧測定

316

230

178

ホルター心電図

854

798

695

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心臓核医学検査

心臓は、全身に血液を送るポンプの役目を果たし、正常に機能するためには、心臓のまわりを走る冠動脈と呼ばれる太い血管から、十分な量の酸素や栄養が心臓の筋肉に供給される必要があります。しかし、時にこれらの血管が詰まったり、狭くなったりして血液の流れが悪くなるために、病気を引き起こすことがあります。前者を「心筋梗塞」、後者を「狭心症」といいます。核医学検査を行うと、心筋梗塞を起こした場所がどこなのか、また狭心症がどこで起きているのか、そしてその重症度を知ることができます。従って現在、虚血性心疾患の診断と治療方針の決定において心筋シンチは欠かせない検査となっています。
核医学検査は、微量の放射性医薬品(放射性同位元素)を体内に注射し、特別なカメラを使って心臓の中の血液の流れを映し出す検査です。レントゲン検査やCT検査が、心臓の筋肉や血管の形状を見る検査であるのに対して、核医学検査は、主に心臓の働き具合を調べる検査です。1回の撮影時間は多くの場合ほんの数分で済み、長くても15〜20分程度で終了します。ただし、検査の方法によっては、1回目の撮影から1~4時間後にもう1度撮影が必要です。
当センターが核医学検査で使用しているD-SPECTは、カメラの性能が画期的に進歩した機器です。従来の核医学検査のカメラに比べて、数倍から十倍程度、感度が向上しており、その結果、撮影時間が短くなり、検査に必要な放射性医薬品の量も少なくできるようになりました。検査の内容や患者さんの体格にもよりますが、D-SPECTは、従来の核医学検査と比べて、被曝量を半分以下に抑えることが可能になっています(図13、14)。

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国内における心筋血流検査はSPECT検査が一般的に行われていますが心臓PET検査として心サルコイドーシスの活動性炎症の評価やアンモニアPETによる心筋血流量の定量評価が保険適用となり、より鮮明な画像が得られるこれらPET検査も当センターでは積極的に行っています。
アンモニアPET検査の所要時間は準備も含め約2時間程度です。検査前には、絶食やカフェインの中止などの準備が必要です。撮影は安静状態と薬物負荷状態の2回の撮像を行い、それぞれ30分ほどPET装置台上に両上腕を上げた状態で寝ていただきます。 当院での薬物負荷は主にアデノシンを使用します。喘息で治療中の患者様などでは使用できませんので、予約時に確認させていただきます。検査終了後はすぐに、日常生活に戻ることができます。

検査件数

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

心臓SPECT

395

365

306

256

心臓PET
(アンモニアPET及びFDGPET)

15

9

8

7

心臓CT、MRI検査

320列マルチスライスCTと64列/128スライス2層構造の2台が稼働し、循環器疾患の診断を行っています。当センターではDual Energy CT(従来は1層であった検出器が2層)の技術を用いて、様々な画像(スペクトラル解析画像)を得ることができます。従来では撮影不可能なエネルギーの画像を得ることができ、コントラストの改善やアーチファクトの低減が図れます。また、造影CT検査で使用するヨード造影剤を強調したヨード密度強調画像は、臓器のわずかな血流量変化を強調してみることができ、造影剤の軽減を図ることができます(図15)。

検査件数

2020年

2021年

2022年

2023年

心臓MRI

36

25

14

16

心臓CT

423

398

387

341

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主な対象疾患(治療実績)

循環器内科では心臓、大動脈、末梢動静脈、肺動脈の病気を扱います。その他循環器疾患が疑われる患者様は遠慮なくご紹介ください。

  • 冠動脈疾患 :心筋梗塞、狭心症
  • 心臓弁膜症 :僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症、大動脈弁狭窄症、ほか
  • 心不全 :急性心不全、慢性心不全、拡張型心筋症
  • 不整脈疾患 :房室ブロック、洞機能不全症候群、上室性頻拍症、心房粗動、心房細動、心室性期外収縮、ほか
  • 心臓肥大 :高血圧性心肥大、肥大型心筋症、ほか
  • 血管疾患 :大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤
  • 肺動脈疾患 :肺性心、肺動脈血栓塞栓症、肺動脈性肺高血圧症ほか
  • 高血圧、血圧変動、起立性低血圧、食後低血圧 :
  • 睡眠時無呼吸症候群

研究業績

2020年度

  1. Rie Aoyama, Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. The efficacy of tolvaptan in treating dasatinib-induced pleural effusions in patients with chronic myelogenous leukemia. Journal of Cardiology 2020 Feb;75(2):203-207.
  2. Rie Aoyama, Teppei Murata, Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. Case report of non-ST segment elevation myocardial infarction diagnosed in spectral detector-based computed tomography performed for the diagnosis of acute pulmonary embolism. European Heart Journal - Case Reports, Volume 4, Issue 5, October 2020, Pages 1-7
  3. Yoichi Imori, Hitoshi Takano, Mitsunobu Kitamura, Rie Aoyama, Hideto Sangen, Onodera Kenta, Junya Matsuda, Yoshiaki Kubota, Yukichi Tokita, Takeshi Yamamoto, Kuniya Asai, Morimasa Takayama, Wataru Shimizu. Percutaneous transluminal septal myocardial ablation for hypertrophic obstructive cardiomyopathy through non-left anterior descending septal perforators. Heart Vessels. 2020 May;35(5):647-654.
  4. 青山里恵 高齢者における循環器診療 「虚血性心疾患」 内科 126 (5): 875-880. 2020, 南江堂
  5. 宮脇正次石川讓治、原田和昌 8. 高齢者の脂質異常症 老年内科2020年8月号
  6. 石川讓治 第1回 降圧治療の目標 外来血圧、家庭血圧、24時間自由行動下血圧 月刊保団連、2020年10月号
  7. 石川讓治 第2回 後期高齢者の血圧管理 目標レベルと降圧目標を緩和する対象患者 月刊保団連、2020年11月号
  8. 石川讓治 第3回 血圧と認知機能の関連 月刊保団連、2020年12月号7.石川讓治 第4回 第4回 高齢者における血圧変動の評価の仕方 月刊 保団連 2021年1月号
  9. Futami S, Ishikawa J, Jubishi C, Shimizu R, Murata T, Aoyama R, Harada K. Prevalence and determinants of cognitive impairment in elderly patients with heart failure -A pilot study in a geriatric hospital- Circulation Report 2020; 2: 265-270.
  10. Tamura Y, Shimoji K, Ishikawa J, Araki A, et al. Associations between sarcopenia and white matter alterations in older adults with diabetes mellitus: A diffusion tensor imaging study. Journal of Diabetes Investigation 2020, in press.
  11. Oba K, Ishikawa J, Tamura Y, Araki A. Serum GDF15 level is associated with muscle strength and lower extremity function in older patients with cardiometabolic disease. Geriatric Gerontology Int. 2020; 20: 980-987.
  12. Toyoshima K, Tamura Y, Ishikawa J, Atsushi Araki. Use of Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 8-items (DASC-8) for the screening of frailty and components of comprehensive geriatric assessment. Geriatrics & Gerontology International 2020; 20: 1157-1163.
  13. Futami S, Ishikawa J, Maeda T, Kawano M, Sakurayama C, Harada K. Factors Contributing to Energy Loss in Left Ventricle during Diastolic and Systolic Phases in Elderly Patients. Echocardiography 2020 Nov 21. doi: 10.1111/echo.14930. Online ahead of print
  14. 原田和昌 心不全患者の全身管理 心不全患者にみられる心外疾患と随伴症状 心不全の緩和ケア(改訂2版) p70-78, 南江堂
  15. 原田和昌村田哲平 高齢者でしばしば認められる救急疾患:心不全 老年内科vol. 1(6), 745-752, 2020
  16. 杉江正光原田和昌 心疾患診療に活かす心臓リハビリテーション:まとめエッセンス 包括的心臓リハビリテーションの実際 高齢者における心臓リハビリテーションの諸問題 診断と治療 vol. 108(6), 729-733, 2020
  17. Sugie M, Harada K, Takahashi T, Nara M, Fujimoto H, Kyo S, Ito H. Effectiveness of a far-infrared low-temperature sauna program on geriatric syndrome and frailty in community-dwelling older people. Geriatr Gerontol Int. 2020 Oct; 20(10):892-898.

2021年度

  1. Masashi Miyawaki, Rie Aoyama, Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. Primary cardiac B cell lymphoma in an immunocompetent patient. BMJ Case Rep 2021; 14:e243068.
  2. Toba A, Ishikawa J, Suzuki A, Harada K. Automated Office Blood Pressure Measurement by Elderly Patients in the Waiting Room. Blood Pressure Monitoring 2021; 26 (5): 321-327.
  3. Futami S, Ishikawa J, Maeda T, Kawano M, Sakurayama C, Harada K. Factors contributing to energy loss in left ventricle during diastolic and systolic phases in elderly patients. Echocardiography 2021; 38: 72-80.
  4. Yoshiaki Tamura, Keigo Shimoji, Joji Ishikawa, Yoshinori Matsuo, So Watanabe, Hisae Takahashi, Shugo Zen, Aya Tachibana, Takuya Omura, Remi Kodera, Kazuhito Oba, Kenji Toyoshima, Yuko Chiba, Aya M Tokumaru, Atsushi Araki. Subclinical atherosclerosis, vascular risk factors, and white matter alterations in diffusion tensor imaging findings of older adults with cardiometabolic diseases. Frontiers in Aging Neuroscience, 2021;13:712385.
  5. Joji Ishikawa, Satoshi Seino, Akihiko Kitamura, Ayumi Toba, Kenji Toyoshima, Yoshiaki Tamura, Yutaka Watanabe, Yoshinori Fujiwara, Hiroki Inagaki, Shuichi Awata, Shoji Shinkai, Atsushi Araki, Kazumasa Harada. The relationship between blood pressure and cognitive function. International Journal of Cardiology Cardiovascular Risk and Prevention 2021;10: 200104.
  6. Masatoshi Tachibana, Akiko Kanemaru, Keiko Hatano, Teppei Murata, Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. Hypoxemia found after hospitalization with right hemiplegia due to cerebral infarction: platypnea-orthodeoxia syndrome in the older people. Journal of Cardiology Case, 2021; 25 (2): 72-75.
  7. Shimizu R, Aoyama R, Ishikawa J, Harada K. Prolonged sinus arrest due to the obstruction of a sinus node branch after percutaneous coronary intervention of the right coronary artery Journal of Cardiology Cases, 2022; 25: 319-322.
  8. Kazuhito Oba, Yoshiaki Tamura, Joji Ishikawa, Hiroyuki Suzuki, Yoshinori Fujiwara, Aya Tachibana, Remi Kodera, Kenji Toyoshima, Yuko Chiba, Atsushi Araki. Dynapenic abdominal obesity is associated with mild cognitive impairment in patients with cardiometabolic disease: A cross-sectional study. BMC geriatrics 2022.
  9. Toba A, Ishikawa J, Harada K. Increased blood pressure variability is associated with probable rapid eye movement sleep behavior disorder in elderly hypertensive patients. Blood Press. 2021 Dec; 31 (1): 40-46
  10. Sato M, Tsumoto H, Toba A, Soejima Y, Arai T, Harada K, Miura Y, Sawabe M. Proteome analysis demonstrates involvement of endoplasmic reticulum stress response in human myocardium with subclinical left ventricular diastolic dysfunction. Geriatr Gerontol Int. 2021;21(7):577-583.
  11. Masaharu Shinkai, Kenji Tsushima, Shingo Tanaka, Eri Hagiwara, Norihito Tarumoto, Ichiro Kawada, Yuji Hirai, Sho Fujiwara, Yuko Komase, Takeshi Saraya, Hidefumi Koh, Naho Kagiyama, Megumi Shimada, Daiki Kanou, Shinichi Antoku, Yujiro Uchida, Yutaka Tokue, Mikio Takamori, Yasuhiro Gon, Kenya Ie, Yoshitaka Yamazaki, Kazumasa Harada, Naoki Miyao, Takashi Naka, Mitsunaga Iwata, Atsushi Nakagawa, Kazutoshi Hiyama, Yoshihiko Ogawa, Masahiro Shinoda, Shinichiro Ota, Takatomo Hirouchi, Jiro Terada, Shuichi Kawano, Takashi Ogura, Tsutomu Sakurai, Yoshihiko Matsumoto, Hiroyuki Kunishima, Osamu Kobayashi, Satoshi Iwata. Efficacy and Safety of Favipiravir in Moderate COVID-19 Pneumonia Patients without Oxygen Therapy: A Randomized, Phase III Clinical Trial. Infect Dis Ther 2021 Dec;10(4):2489-2509.
  12. Yamamoto T, Otsuka T, Yoshida N, Kobayashi Y, Komiyama N, Hara K, Nakamura M, Ohira H, Shibata T, Shimokawa T, Takayama T, Tejima T, Ueda T, Harada K, Nagao K, Takayama M. Hospital performance in a large urban acute myocardial infarction emergency care system: Tokyo Cardiovascular Care Unit network. J Cardiol. 2021 Sep;78(3):177-182.
  13. 原田和昌:【Young at HEART~若々しい心臓であり続けるために~】心臓アンチエイジングのための運動療法・食事療法. アンチ・エイジング医学 2021;17(3):257-262.
  14. 原田和昌. 高血圧でもフレイルは防げる~健康長寿は血圧コントロールから~練馬医学会誌2021; 28: 5-21
  15. 村田哲平 IABP p164- IMPELLA p167- 急性肺塞栓症・深部静脈血栓症 p185- 「ICUグリーンノート」2021年6月中外医学社
  16. 村田 哲平 【救急外来・ICUでの採血検査】循環器領域の検査(解説/特集) レジデントノート (1344-6746)22巻16号 Page3007-3012
  17. 石川譲治 家庭におけるオンラインでの血圧管理は血圧コントロール率を改善するHome and Online Management and Evaluation of Blood Pressure (HOME BP) using a digital intervention in poorly controlled hypertension: randomized controlled trial. MacManus RJ, et al. BMJ 2021;372:m4858 CLEAR!ジャーナル四天王 ケアネット コメント
  18. 石川譲治 降圧治療と副作用 Association between antihypertensive treatment and adverse events. BMJ 2021; 372:n189. CLEAR!ジャーナル四天王 ケアネット コメント
  19. 石川讓治 治療抵抗性高血圧に対する超音波腎デナーベーションの効果Ultrasound renal denervation for hypertension resistant to a triple medication pill (RADIANCE-HTN TRIO): a randomized, multicentre, single-blind, sham-controlled trial. Lancet 2021;397(10293):2476-2486 CLEAR!ジャーナル四天王 ケアネット コメント
  20. 石川讓治 降圧薬の第一選択としての4剤合剤 Initial treatment with a single pill containing quadruple combination of quarter doses of blood pressure medicines versus standard dose monotherapy in patients with hypertension (QUARTET): a phase 3, randomised, doubleblind, active-controlled trial Lancet 2021. CLEAR!ジャーナル四天王 ケアネット コメント
  21. 石川讓治 代用塩(Salt substitute)の摂取と心血管イベントや死亡の減少 Effect of Salt Substitution on Cardiovascular Events and Death NEJM2021, CLEAR!ジャーナル四天王 ケアネット コメント
  22. 石川讓治 高齢者の食後低血圧にはどのようなリスクがあるのか? Web医事新報チャンネル 2022年1月6日配信
  23. 石川讓治 降圧治療と2型糖尿病発症のリスク Blood pressure lowering and risk of new-onset type 2 diabetes: an individual participant data Meta-analysis. Lancet 2021; 398: 1803-1810. ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  24. 石川讓治、第160回老年学・老年医学公開講座 高齢者高血圧の最近の話題、東京都健康長寿医療センター 2022/1/26
  25. 鳥羽梓弓桑島巌 降圧利尿薬としてのサイアザイド利尿薬と非サイアザイド利尿薬の違い <臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望> Therapeutic Research2021年6月vol.42 no.6
  26. 鳥羽梓弓石川讓治 高血圧と認知症 <臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望> Therapeutic Research2021年7月vol.42 no.7
  27. 鳥羽梓弓桑島巌 原発性アルドステロン症~その治療方針を巡って <臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望> Therapeutic Research2021年8月vol.42 no.8
  28. 鳥羽梓弓桑島巌 高齢者の適正降圧療法について <臨床高血圧125周年~論点の整理と将来展望> Therapeutic Research2022年1月vol.43 no.1
  29. 原田和昌:危険な秋の高血圧 インフルエンザの合併で心筋梗塞や脳梗塞のリスクアップ.夕刊フジ特別号 健康手帖vol.23 P.4-5, 2021.11.16
  30. 原田和昌,坂田泰史,前村浩二,宮本恵宏:〈座談会〉脳卒中と循環器病克服第二次5ヵ年計画―ストップCVD(脳心血管病) 健康長寿を達成するために!循環器医は何をすべきかー. 臨床医のための循環器診療 2021;35:3-18
  31. 原田和昌、伊苅裕二、里見和浩、野出孝一:〈座談会〉COVID-19禍での循環器診療. 臨床医のための循環器診療 2021;34:3-16
  32. 鳥羽梓弓石川讓治原田和昌:今日から役立つフレイルの知識とケアのポイント 第10章 循環器疾患 WOC Nursing, 2021年7月20日
  33. 原田和昌:大自然と体心 高血圧を防ぐ「DASH食」でこの冬を乗り切る 致知 2021年12
  34. 原田和昌:第7章「強心生活24時」不整脈 心房細動・期外収縮 自力で良くなる!心臓病の名医陣が教える最新1分体操大全 わかさ出版(東京)2021年12月14日発行
  35. 原田和昌:目指せヘルス&ビューティーの達人「動悸・不整脈」. 毎日が発見 2022年3月号 N0.218 P.78-81.
  36. 原田和昌:HFpEFに対する左心房の負荷を軽減する心房間シャントデバイスの経カテーテル留置の第Ⅲ相試験では有意な臨床効果が示されなかった. Carenet.com クリアジャーナル四天王 No.1499  2022.3.公開 http://www.carenet.com/news/clear/journal/53981

2022年度

  1. Sugie M, Harada K, Nara M, Kugimiya Y, Takahashi T, Kitagou M, Kim H, Kyo S, Ito H. Prevalence, overlap, and interrelationships of physical, cognitive, psychological, and social frailty among community-dwelling older people in Japan. Arch Gerontol Geriatr. 2022;100:104659.
  2. Jimba T, Kohsaka S, Yamasaki M, Otsuka T, Harada K, Shiraishi Y, Koba S, Takei M, Kohno T, Matsushita K, Miyazaki T, Kodera S, Tsukamoto S, Iida K, Shindo A, Kitano D, Yamamoto T, Nagao K, Takayama M; Tokyo CCU Network Scientific Committee. Association of ambient temperature and acute heart failure with preserved and reduced ejection fraction. ESC Heart Fail. 2022 ;9(5):2899-2908.
  3. Hagiwara Y, Harada K, Nealon J, Okumura Y, Kimura T, Chaves SS. Seasonal influenza, its complications and related healthcare resource utilization among people 60 years and older: A descriptive retrospective study in Japan. PLoS One. 2022 ;17(10):e0272795.
  4. Yamamoto T, Harada K, Yoshino H, Nakamura M, Kobayashi Y, Yoshikawa T, Maejima Y, Otsuka T, Nagao K, Takayama M. Impact of the COVID-19 pandemic on incidence and mortality of emergency cardiovascular diseases in Tokyo. J Cardiol. 2023 Jan 20;82(2):134-139.
  5. Yosuke Tanaka, Ai Morozumi, Nobutaka Hirokawa. Leftward transfer of a chemosensory polycystin initiates left-dominant calcium signaling that underlies lateralized embryonic development. BIORXIV 2023/ 523739
  6. Mogi M, Maruhashi T, Higashi Y, Masuda T, Nagata D, Nagai M, Bokuda K, Ichihara A, Nozato Y, Toba A, Narita K, Hoshide S, Tanaka A, Node K, Yoshida Y, Shibata H, Katsurada K, Kuwabara M, Kodama T, Shinohara K, Kario K. Update on Hypertension Research in 2021. Hypertens Res. 2022; 45: 1276-1297.
  7. Toba A, Ishikawa J. Current topics of frailty in association with hypertension and other medical conditions. Hypertens Res. 2023; 46: 1188-1194.
  8. Kazuhito Oba, Yoshiaki Tamura, Joji Ishikawa, Hiroyuki Suzuki, Yoshinori Fujiwara, Aya Tachibana, Remi Kodera, Kenji Toyoshima, Yuko Chiba, Atsushi Araki. Dynapenic abdominal obesity is associated with mild cognitive impairment in patients with cardiometabolic disease: A cross-sectional study. BMC geriatrics 2022.
  9. Toba A, Ishikawa J, Harada K. Increased blood pressure variability is associated with probable rapid eye movement sleep behavior disorder in elderly hypertensive patients. Blood Press. 2022 Dec; 31 (1): 40-46
  10. Miyawaki M, Aoyama R. Toba A, Ishikawa J, Harada K. Posture-dependent left ventricular outflow tract obstruction in a case of Lewy body dementia that presented with transient loss of consciousness 姿勢依存性の左室流出路狭窄が一過性意識消失に関わったと考えられたレビー小体型認知症の一例 日本老年医学会雑誌 2022年59巻4号 P559-564
  11. Yorikawa F, Ishikawa J, Tamura Y, Murao Y, Toba A, Harada K, Araki A. Determinants of depressive symptoms in older outpatients with cardiometabolic diseases in a Japanese frailty clinic: Importance of bidirectional association between depression and frailty. PLoS One. 2023 Feb 13;18(2):e0281465.
  12. Aoyama R, Takeda K, Ishikawa J, Harada K. Short-term effects of transcatheter aortic valve replacement on blood pressure and cardiac function in elderly patients with severe aortic stenosis. Blood Press Monit. 2022 Dec 27
  13. Nakamura S, Ishikawa J, Sakurayama C, Shimizu R, Toba A, Yamamoto A, Murata T, Harada K. Minor ST-T changes on electrocardiograms are associated with reduced constructive myocardial work in hypertensive patients with a preserved ejection fraction. Hypertens Res. 2022 Aug;45(8):1373-1381.
  14. Tamura Y, Shimoji K, Ishikawa J, Murao Y, Yorikawa F, Kodera R, Oba K, Toyoshima K, Chiba Y, Tokumaru AM, Araki A. Association between white matter alterations on diffusion tensor imaging and incidence of frailty in older adults with cardiometabolic diseases. Front Aging Neurosci. 2022 Jul 27.
  15. 原田和昌:高齢者診療Up To Date(No.18) 高齢者心不全の再発予防―薬物治療を中心にー. 新薬と臨床 2022;71(11):1237-1242.
  16. 原田和昌:【変わりゆく高齢者の循環器診療】高齢者の心不全診療の特徴.心臓55巻1号 Page8-14 (2023.01)
  17. 原田和昌:地域で支える取り組み・連携 3各療養の場における患者サポート.循環器系と健康長寿・フレイル対策 大石充編(2022.10.5)先端医学社(東京)
  18. 原田和昌:からころなんでも相談室第58回 高血圧とのつきあい方.からころ第17巻第70号Page12-15 (2023.3.20)
  19. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット24  息切れとむくみに潜む危険なサイン. 日刊スポーツ. 2022.11.18 P.17
  20. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット25  インフルで心臓病が悪化. 日刊スポーツ 2022.11.19 P.27
  21. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット26  慢性心不全に万能薬が登場. 日刊スポーツ 2022.11.20 P.29
  22. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット27  小太りの人はプチ断食で長寿に? 日刊スポーツ 2022.11.21 P.19
  23. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット28  減塩と減量 血圧改善に有効なのは? 日刊スポーツ 2022.11.22 P.23
  24. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット29  ちょこちょこ歩行&筋トレでダイエット. 日刊スポーツ 2022.11.24 P.21
  25. 原田和昌:季節の変わり目体調不良をリセット30  野菜+ヨーグルト+ナッツで血圧改善. 日刊スポーツ 2022.11.27. P.29
  26. 原田和昌:最新エビデンス一点解説「60歳以上高血圧患者で厳格降圧が有効なケース」. Web医事新報チャンネル https://www.jmedj.co.jp/movie/detail.php?id=86 2022.7.14
  27. 原田和昌:急性心不全へのGDMTの早期増量と頻回なフォーローアップで再入院リスクは減少するか. carenet.com clearジャーナル四天王1619 2022.12.27 
  28. 原田和昌:トラセミドお前もか?-心不全における高用量利尿薬の功罪. carenet.com clearジャーナル四天王1634 2023.2.13
  29. 石川讓治 心房細動とフレイル フレイルサポート医マニュアル
  30. 石川讓治 冠動脈疾患とフレイル フレイルサポート医マニュアル
  31. 鳥羽梓弓 高血圧、起立性低血圧とフレイル フレイルルサポート医マニュアル
  32. 鳥羽梓弓 心不全とフレイル  フレイルルサポート医マニュアル
  33. 桑 島 巖、石 川 讓 治、甲 斐 久 史、冨 山 博 史、有 馬 久 富、三浦伸一郎、江 口 和 男 J-CLEAR特別座談会 臨床高血圧の最近の進歩 Therapeutic Research 2022; 43: 547-554.

2023年度

  1. Jimba T, Kodera S, Kohsaka S, Otsuka T, Harada K, Shindo A, Shiraishi Y, Kohno T, Takei M, Nakano H, Matsuda J, Yamamoto T, Nagao K, Takayama M. Forecasting the Acute Heart Failure Admissions: Development of Deep Learning Prediction Model Incorporating the Climate Information. J Card Fail. 2024 Feb; 30(2):404-409.
  2. Fumino Yorikawa, Joji Ishikawa, Yoshiaki Tamura, Yuji Murao, Ayumi Toba, Kazumasa Harada, Atsushi Araki Determinants of depressive symptoms in older outpatients with cardiometabolic diseases in a Japanese frailty clinic: importance of bidirectional association between depression and frailty. PLoS One. 2023;18:e0281465.
  3. Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. Heart and Brain Failure. The Vicious Cycle of the Heart-Brain Interaction. JACC: Asia 2023; 3: 120-121, Editorial comment.
  4. Yuko Ago Shiraishi, Yukiko Ishikawa, Joji Ishikawa, Masami Matsumura, Shizukiyo Ishikawa. Age and sex differences in the risk of cardiovascular diseases by chronic kidney disease in a general Japanese population. Heart Vessels. 2023; 38:1164-1171
  5. Yuji Murao, Joji Ishikawa, Yoshiaki Tamura, Fumino Kobayashi, Ai Iizuka, Ayumi Toba, Kazumasa Harada, Atsushi Araki. Association between physical performance during sit-to-stand motion and frailty in older adults with cardiometabolic diseases: a cross-sectional, longitudinal study. BMC Geriatrics. 2023;23:337.
  6. Toba A, Ishikawa J. Current topics of frailty in association with hypertension and other medical conditions. Hypertens Res. 2023;46:1188-1194.
  7. Aoyama R, Takeda K, Ishikawa J, Harada K. Short-term effects of transcatheter aortic valve replacement on blood pressure and cardiac function in elderly patients with severe aortic stenosis. Blood Press Monit. 2023; 28: 103-108.
  8. Ishikawa J, Toba A, Tamura Y, Araki A, Harada K. Changes in blood pressure associated with frailty and sarcopenia in elderly outpatients with cardiometabolic diseases. Geriatr Gerontol Int. 2023; 23: 506-516.
  9. Ayumi Toba, Joji Ishikawa, Kazumasa Harada. Automated Office Blood Pressure Measurement with Assistance of an Instructional Video in Patients with Hypertension. Blood Press Monit 2023, in press.
  10. Ishikawa J, Toba A, Tamura Y, Araki A, Harada K. Relationship between blood pressure and cognitive impairment in elderly outpatients with cardiometabolic diseases. Geriatr Gerontol Int. 2023, in press.
  11. Yuu Katsumata, Kenji Toyoshima, Yoshiaki Tamura, Yuji Murao, Motoya Sato, So Watanabe, Remi Kodera, Kazuhito Oba, Joji Ishikawa, Yuko Chiba, Shuichi Awata, Atsushi Araki. Categorization using the Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 8-items (DASC-8) based on cognitive function and activities of daily living predicts frailty, disability, and mortality in older adults. Geriatr Gerotol Int. 2023, in press.
  12. Kazuhito Oba, Joji Ishikawa, Yoshiaki Tamura, Yasunori Fujita, Masafumi Ito, Ai Iizuka, Yoshinori Fujiwara, Remi Kodera, Kenji Toyoshima, Yuko Chiba, Masashi Tanaka, Atsushi Araki. Serum Growth Differentiation Factor 15 Levels Predict the Incidence of Frailty Among Patients with Cardiometabolic Diseases. Geriatrics 2023, in press.
  13. Yuu Katsumata, Kenji Toyoshima, Yoshiaki Tamura, Yuji Murao, Motoya Sato, So Watanabe, Remi Kodera, Kazuhito Oba, Joji Ishikawa, Yuko Chiba, Atsushi Araki. Changes in physical activity before, during, and after the state of emergency due to COVID-19 pandemic and its association with incidence of frailty in older outpatients with cardiometabolic disease. Aging Medicine and Healthcare 2023, in press.
  14. Yosuke Tanaka, Ai Morozumi, and Nobutaka Hirokawa. Nodal flow transfers polycystin to determine mouse left-right asymmetry Developmetal Cell58,1447-1461, August 21,2023
  15. 原田和昌(編):エキスパートが語る高齢者循環器診療のすべて―ガイドライン通りにできない場合には? (2024.03.08)日本医事新報社(東京)
  16. 原田和昌:第2章老年病特論2.3心不全.介護予防主任運動指導員・介護予防運動指導員 養成講座テキスト 大渕修一編(2023.12)社会保険出版社(東京)
  17. 原田和昌:【変わりゆく高齢者の循環器診療】高齢者の心不全診療の特徴.心臓55巻1号 Page8-14 (2023.01)
  18. 原田和昌 CRT-DはNYHA分類II/III度心不全の全死亡を14年後まで減少させる Long-Term Outcomes of Resynchronization-Defibrillation for Heart Failure. The New England journal of medicine. 2024 Jan 18;390(3);212-220に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  19. 原田和昌 高親和性TTR安定化薬acoramidisはATTR心アミロイドーシスの予後を改善する Efficacy and Safety of Acoramidis in Transthyretin Amyloid Cardiomyopathy. The New England journal of medicine. 2024 Jan 11;390(2);132-142に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  20. 原田和昌 症候性の重症大動脈弁狭窄症に対する新しい非侵襲的超音波治療(NIUT)の可能性Treatment of severe symptomatic aortic valve stenosis using non-invasive ultrasound therapy: a cohort study. Lancet. 2023 Dec 16;402(10419);2317-2325に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  21. 原田和昌 RNA干渉治療薬パチシランはトランスサイレチン型心アミロイドーシス患者の12ヵ月時の機能的能力を維持したが全死因死亡や心血管イベントは低下しなかったPatisiran Treatment in Patients with Transthyretin Cardiac Amyloidosis. The New England journal of medicine. 2023 Oct 26;389(17);1553-1565に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  22. 原田和昌 アントラサイクリン系薬剤による心機能障害をアトルバスタチンは抑制したがプラセボとの差はわずかであったAtorvastatin for Anthracycline-Associated Cardiac Dysfunction: The STOP-CA Randomized Clinical Trial. JAMA. 2023 Aug 08;330(6);528-536.に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  23. 原田和昌 カテーテルアブレーションは心房細動を伴う末期心不全の予後を改善するCatheter Ablation in End-Stage Heart Failure with Atrial Fibrillation. The New England journal of medicine. 2023 Oct 12;389(15);1380-1389.に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  24. 原田和昌 拡張型心筋症の遺伝子構造はアフリカ系と欧州系患者とで異なっているGenetic Architecture of Dilated Cardiomyopathy in Individuals of African and European Ancestry. JAMA. 2023 Aug 01;330(5);432-441.に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  25. 原田和昌 遠隔血行動態モニタリングシステムは心不全患者のEFに関係なく入院を減少させ、QOLを改善するRemote haemodynamic monitoring of pulmonary artery pressures in patients with chronic heart failure (MONITOR-HF): a randomised clinical trial. Lancet (London, England). 2023 Jun 24;401(10394);2113-2123. に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  26. 原田和昌 sotaterceptは新しい作用機序の肺動脈性肺高血圧症の新薬であるPhase 3 Trial of Sotatercept for Treatment of Pulmonary Arterial Hypertension. The New England journal of medicine. 2023 Apr 20;388(16);1478-1490. に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  27. 原田和昌 トラセミド、お前もか?―心不全における高用量利尿薬の功罪Effect of Torsemide vs Furosemide After Discharge on All-Cause Mortality in Patients Hospitalized With Heart Failure: The TRANSFORM-HF Randomized Clinical Trial. JAMA. 2023 Jan 17;329(3);214-223. に対するコメント ケアネットCLEAR!ジャーナル四天王
  28. 原田和昌:減塩1グラムで血圧1低下. 日刊スポーツ2023.12.24 P.13
  29. 原田和昌:血圧は「高め」でもダメ. 日刊スポーツ2023.12.25 P.21
  30. 原田和昌:食物繊維を意識する. 日刊スポーツ2023.12.26 P.23
  31. 原田和昌:減塩で認知症予防も. 日刊スポーツ2023.12.27 P.23
  32. 原田和昌:減塩作戦に乗ってみる. 日刊スポーツ2023.12.29 P.25
  33. 原田和昌:動脈硬化が治る? 日刊スポーツ2023.12.30 P.23
  34. 原田和昌:隠れ心不全に注意. 日刊スポーツ2023.12.31 P.25
  35. 原田和昌:血圧測定の習慣化を. 日刊スポーツ2024.1.6P.23
  36. 石川讓治 特集『高齢者における"こころ"と"身体" 症例から理解する』 低血圧の臨床 Medicina 2023 年 8 月号
  37. 石川讓治、二見崇太郎、原田和昌 認知症と心疾患 認知症の併存疾患ガイドブック、南山堂
  38. 高梨大輔、石川讓治 心電図 パーフェクトレッスン レッスン3 見極めろ! 異常波形 左室肥大 Medical Technology 2023
  39. 高梨大輔、石川讓治 心電図 パーフェクトレッスン レッスン3 見極めろ! 異常波形 右室肥大 Medical Technology 2023
  40. 石川讓治 「わたしはこうする!高齢者の循環器診療」フレイル・サルコペニアは治療対象か? 日本医事新報社 2023年

スタッフ紹介

副院長

原田 和昌

はらだ かずまさ

出身大学東京大学
卒業年次昭和60年
専門心不全、冠動脈疾患、高血圧
担当外来/担当診療科循環器内科
資格循環器専門医・日本循環器学会地方評議員
老年病専門医・日本老年医学会代議員
高血圧専門医・日本高血圧学会評議員
認定内科医
日本心臓病学会FJCC
コメント高齢者の心臓病、高血圧治療では膨大な臨床成績によりエビデンスに基づいた治療を実践しており、わが国の屈指の実績があります。

循環器内科部長(診療科長)

石川 讓治

いしかわ じょうじ

出身大学自治医科大学
卒業年次平成6年
専門循環器内科、高血圧(低血圧)、心臓超音波検査、心不全
担当外来/担当診療科循環器内科
資格日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本超音波医学会超音波専門医、指導医
日本高血圧学会高血圧専門医・指導医
日本老年医学会認定老年病専門医、指導医
身体障害者指定医(心臓機能障害)

循環器内科専門部長 救急診療部長

坪光 雄介

つぼこう ゆうすけ

出身大学獨協医科大学
卒業年次平成5年
専門冠動脈インターベンション、閉塞性動脈硬化症に対する血管再生医療、心不全
担当外来/担当診療科循環器内科/救急外来
資格日本循環器学会循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
日本内科学会認定内科医

循環器内科専門部長 心臓カテーテル室長

碓井 伸一

うすい しんいち

出身大学信州大学
卒業年次平成7年
担当外来/担当診療科循環器内科
資格日本循環器学会循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
日本内科学会認定内科医
コメント冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)に対するカテーテル治療を専門としています。

循環器内科専門部長 不整脈治療担当医師

石山 泰三

いしやま たいぞう

出身大学東京医科大学
卒業年次平成8年
専門循環器内科学、不整脈
担当外来/担当診療科循環器内科/ペースメーカー外来/不整脈外来
資格日本内科学会認定総合内科専門医 
日本循環器学会認定循環器専門医 
日本不整脈学会・日本心電学会認定不整脈専門医 
植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了 
身体障害者指定医(心臓機能障害)
コメント不整脈疾患の非侵襲的、侵襲的治療を担当しております。 動悸、めまいといった症状でお悩みの方、一度ご相談にお越しください。

循環器内科担当部長

藤本 肇

ふじもと はじめ

出身大学東京大学
卒業年次平成8年
専門冠動脈インターベンション治療、心不全
担当外来/担当診療科循環器内科/総合内科
資格日本心血管インターベンション治療学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
ICD、CRT植え込み登録医
コメント石灰化した高度な冠動脈病変に対してもロータブレータ治療などの特殊技術で対応できます。

循環器内科医長

鳥羽 梓弓

とば あゆみ

出身大学千葉大学
卒業年次平成18年
専門高血圧、心不全
担当外来/担当診療科循環器内科
資格日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本高血圧学会高血圧専門医・指導医
日本老年医学会認定老年病専門医・指導医

循環器内科医長

小松 俊介

こまつ しゅんすけ

出身大学東京医科大学
卒業年次平成20年
専門循環器一般、虚血性心疾患、不整脈
担当外来/担当診療科循環器内科
資格総合内科専門医
循環器専門医
産業医
禁煙サポーター
コメント何でもご相談ください。話しやすい雰囲気をつくりお待ちしております。

循環器内科専門医長

二見崇太郎

ふたみしゅうたろう

出身大学九州大学
卒業年次平成23年
専門循環器内科一般、心臓超音波検査、弁膜症、心不全
担当外来/担当診療科循環器内科
資格日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
日本超音波医学会超音波専門医
日本心エコー図学会SHD心エコー図認証医
日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)認定医
日本老年医学会老年科専門医
常勤医
  • 十菱 千尋(じゅうびし ちひろ)
  • 清水 瑠理(しみず るり)
  • 大川 庭熙(おおかわ ていき)(総合内科)
  • 齋藤 義弘(さいとう よしひろ)
  • 両角 愛(もろずみ あい)
  • 吉村 沙織(よしむら さおり) ※「吉」は正しくは「士」の部分が「土」です。
非常勤医
  • 鈴木 歩(すずき あゆみ)
  • 谷口 泰(たにぐち とおる)
  • 中里 良(なかざと りょう)
  • 山本 文(やまもと あや)
  • 米村 滋人(よねむら しげと)
シニアレジデント
  • 米山 雅彦(よねやま まさひこ)