呼吸器外科

午前 呼吸器外科(初診)








 







 






呼吸器外科
(初診)
 








 





午後 土屋
安樂
呼吸器外科
(初診)












安樂

呼吸器外科
(初診)














土屋

呼吸器外科
(初診)








特徴

呼吸器外科では「胸に生じた病気」に対して治療を行っています。特に肺、縦隔・胸膜・胸壁などの病気の診断・治療(手術)を行っております。胸部CT、MRI、PET-CT気管支鏡などを組み合わせて病状を診断します。治療の中心は外科治療ですが、外科治療を必要としない方には、呼吸器内科放射線治療部と協力し、患者さん一人一人に合った医療を提供出来るよう努めてまいります。
 当センターでは高齢者の患者さんが多いことから、「なるべく負担の体に負担が少ない内視鏡手術(胸腔鏡手術)」(低侵襲手術)を積極的に行い、元気に早く退院できるようにしています。

医師から「胸に異常な影がある」「肺がんかもしれない」と伝えられた方へ

 ご自身またはご家族が胸部レントゲンやCT撮影したところ、医師から「胸に異常な影がある」「肺がんかもしれない」と伝えられ、不安な気持ちでおられるかもしれません。私たちはそのような方々の心配を早期に解消できるよう、お手伝いをしていきたいと思っております。

板橋区肺がん検診で「肺がん精密検査のお知らせ」を受け取った方へ

「肺がん精密検査のお知らせ」を受け取り、ご心配になっていることと思います。検診は、まだ「スクリーニングをしている段階」ですので、まだ、本当に病気があるかどうかは分かっていません。何もなければ、それでいいのです。万が一、肺がんであったとしても、検診で見つかる場合、早期のことが多く、早い段階で治療し、根治する可能性もあります。
 精密検査を必ず受けてください。
不安があると思いますので、なるだけ受診当日に胸部CTを撮影し、丁寧にご説明申し上げます。

医療関係者の方へ

 当科では肺がんの診療を主体として、縦隔腫瘍やその他の悪性腫瘍に対しても手術を中心に治療を行っています。医院・クリニックの先生方で胸部レントゲンやCT撮影を行った際、明らかにご指摘できる胸部異常陰影のある患者さんはもちろんのこと、異常と診断するのが難しい患者さん、偶然発見された胸部異常陰影で、判断に困る患者さんを積極的に受け入れています。

対象とする病気・症状

  • 原発性肺がん
  • 転移性肺腫瘍
  • 良性肺腫瘍
  • 気管腫瘍
  • 縦隔腫瘍
  • 胸腺腫
  • 重症筋無力症
  • 胸壁腫瘍
  • 中皮腫
  • 自然気胸
  • 膿胸
  • 手掌多汗症

手術・治療・検査

手術

  • 胸腔鏡下手術
  • 開胸手術
  • 肺葉切除、区域切除、部分切除、肺全摘
  • 肺容量減少手術 など

治療

  • 胸腔ドレナージ など

検査

  • 気管支鏡:気管支鏡下生検、気道ステント治療、気管支腔内塞栓
  • 気管支動脈塞栓
  • CTガイド下肺生検 など

高齢者に特化した医療

 当センターでは高齢者の患者さんが多いため、その特徴を十分に理解しております。手術をされる多くの方に「心臓の病気」や「腎臓の病気」、「糖尿病」など様々な病気を合併しております。高齢者に特化している病院ならではの特徴を生かし、「なるべく負担の少ない内視鏡手術(胸腔鏡手術)」(低侵襲手術)を積極的に行いながら、元気に早期退院できるようご協力いたします。

自然気胸・続発性気胸

「突然、胸が痛くなった」「息苦しい」「肩のあたりが痛い」などの症状で発症する「気胸」の方の診断・治療を行っております。
気胸は「自転車のタイヤがパンク」するように、何らかの原因で「肺がパンク」した良性の病気です。
 症状の軽い方は、経過観察や管を数日間胸に入れて胸の中の空気を吸い出すことで改善します。しかし、症状の重い方は、命に関わる状況となることや治療に難渋することがあります。「空気漏れ」の原因を取り除くために手術をしなくてはいけない患者さんもいます。
多くの経験を基に質の高い治療を提供致します。
「突然、胸が痛くなった」「息苦しい」「肩のあたりが痛い」などの症状があった場合には、遠慮なく病院に来てください。すぐに胸のレントゲンを撮って診察を致します。

入院期間

緊急入院の場合を除いて、入院は手術の数日前にしていただきます。手術後は7〜10日程度で退院可能な状態となりますが、人によって経過は違いますので、これはおおよその目安となります。高齢者はしっかり、家で元通りの生活が出来るまで、入院してもらう方針でいます。退院日は患者さん、御家族と相談して決定していきます。
必要な方には、リハビリをしてから自宅に戻っていただくように計画を致します。

手術を受けるに際して大事なこと

手術は患者さん本人が主役です。しかし、患者さん一人では治療することができません。ご家族や看護師、薬剤師、医師を含めた医療スタッフがひとつのチームになって治療していくものです。どのような治療があるのか、どのような治療をしていくのか、遠慮なく何でも聞いてください。

外来医師配置表

スタッフ紹介

呼吸器外科専門部長(診療科長)

土屋 武弘

つちや たけひろ

出身大学筑波大学
卒業年次平成18年
専門呼吸器外科
担当外来/担当診療科呼吸器外科
資格外科専門医
外科指導医
呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会 評議員
臨床研修医指導医講習会修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
コメント呼吸器外科一般の手術を専門としております。 患者さまの状態に合わせて、最適な医療を検討いたします。

呼吸器外科部長

安樂 真樹

あんらく まさき

出身大学鹿児島大学
卒業年次平成8年
担当外来/担当診療科呼吸器外科
資格外科専門医
呼吸器外科専門医
臨床研修指導医講習修了
日本胸部外科学会 評議員
日本呼吸器外科学会 評議員
American Association for Thoracic Surgery (AATS)
The Society for Thoracic Surgeons (STS)
常勤医
  • 登 祐哉(のぼり ゆうや)
非常勤医
  • 中島 淳(なかじま じゅん)