第10話 自分の転倒リスクが分かったときの対処方法➁

「歩く速度が遅くなってきた」
「横断歩道を青のうちに渡りきれない」
のいずれかに当てはまる場合、フレイルの可能性があります。

日本の横断歩道は、1秒間に1mの速度で歩けば、渡りきれるように設計されています。
青になって渡り始めて途中で、青信号が点滅することがあれば、歩く速度が遅くなってきた証拠で2倍転びやすくなります。

1)散歩をしていますか?(30分)
   時々なるべく速く歩いてみてください。(まず、歩きながら10を数える)2)信号では、必ず「青に変わってから」わたりはじめましょう。
3)広い道路で、途中に休むところ(中央分離帯)があれば、止まりましょう。
4)途中で青信号が点滅しても「慌てて走らない」でください。
   信号が赤になっても、車が来るまでまだすこし余裕があります。
5)横断が心配なときには、周りの人の助けを求めましょう。

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