第14話 自分の転倒リスクが分かったときの対処方法➅ 

目がみえにくい、耳が聞こえにくい、に当てはまる場合

視力の低下は、特に暗い室内、夜道での段差などで、転倒の危険を増します。

 1)新聞が読めない。

 2)暗い室内では、近くもはっきりしない。

などの症状では、視力の低下は強いと考えて下さい。

自宅の照明は、いままでの倍の明るさを目安に、特にトイレ近くは明るくしましょう。

屋外では、暗いところを避け、懐中電灯を活用する、照明が暗いレストランなどでは、店員に案内を頼むなど工夫しましょう。

聴力の低下は、自動車などの接近の発見が遅れ、慌てて転倒する危険を増します。

 振り向きざまに転倒することも少なくありません。

 必ず歩道を歩き、時々後ろの自転車に注意しましょう。

 危険な場所では、まず立ち止まって周囲をよくみてください。

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