定期的な運動は転倒を予防する

週に1-2回、定期的に1時間程度の有酸素体操を行うグループを対象に、10年間毎年同じアンケートをとって、体操の老化予防効果を調べました。
その際、年齢別の転倒率がわかりました。
一般住民では、加齢と共に転倒率は上昇し、60,70,80歳で倍々に増えて行きますが、体操持続者ではどうでしょうか? 
平均15%の転倒率は、80歳まで変わりませんでした。
ただ、70歳から個人差が大きくなります。
よりその人なりのリスクに注意する必要はあるでしょう。

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次回からはもの忘れの話に移ります。