第3話 健康寿命

健康寿命

今日からは、健康長寿について、日常生活に役立つ情報を、わかりやすく解説していきます。
東京都健康長寿医療センターの目的は、一言で言えば、健康寿命を延ばし、できるだけ生活の不自由がないように心と体の調子を整える医療とケアを行うことです。
さて、健康寿命とはどういうことかご存知ですか? 一般に知られている「平均寿命」は生まれた赤ちゃんが何才まで生きられるかを示したものです。
これに対して「健康寿命」は生活に支障がなく生きていける年数で、日本は現在世界で2番目です。
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寿命から健康寿命を引いた年数は、日本を含む先進国で6〜7年間で、平均寿命が50歳に満たない発展途上国では8〜9年間で、長命は長寿であり、「長生きしても寝たきり期間が長くなるだけ」と言った俗説は間違っています。
多くの慢性の病気が、生活の自立を損なうことは周知の事実で、その自立を損なう原因を少なくする「予防的な取り組み」が求められています。
次回は自立を損なうプロセスが共通の道筋を通る話をします。